COMPANY

使命＝命の使い方。2013年、新潟市に1号店である燕三条イタリアンBitをオープンする際、自分の使命について考えました。見つけた答えが、地元である新潟・燕三条に貢献すること。そのためなら、この先にどんな苦労が待ち構えていても乗り越えられると確信したのです。

私は新潟県燕市（旧吉田町）出身で、新潟の専門学校を卒業後、首都圏のホテルのレストランで修業を積みました。新潟市にお店をオープンした後、2号店の場所として選んだのが東京の銀座。一流のお店が集まるこの場所で成功すれば、全国どこでも通用すると考えました。銀座での経験が私たちに教えてくれたのは、「オンリーワンであれ」ということ。「新潟・燕三条の魅力を発信する」というBitのアイデンティティーを貫くことで、多くのお客様に愛されるお店をつくることができました。

日本の人口減少は急速に進み、2100年には4000万人になるという予測もあります。次の世代に活力ある新潟・燕三条を受け継ぐためには、世界から旅行者を集めて交流人口を増やすことが重要になってきます。Bitは20社以上のパートナー企業と力を合わせ、飲食店の枠を超えてさまざまな形で新潟・燕三条の素晴らしさを表現。毎年 Snow Peak Headquartersで開催するBitの周年祭には、全国から500人以上のファンが訪れます。また飲食業界の若者たちが一流を学べるチャンスを地元につくり、都会に行かなくても成長できる環境づくりにも努めています。

Bitはこれからも地域の魅力を深く味わえる食体験を追求し、世界に向けたチャレンジを続けながら、新潟を、燕三条を盛り上げていきます。